知名度、実績、求人数と何をとっても業界No.1の転職エージェント
株式会社リクルートが運営する転職成功実績No,1の業界最大手の転職エージェントです。
年間2万人以上の転職をサポートしており、転職成功者の半数以上がリクルートエージェントのサービスを使っているというデータもあるぐらい転職活動においてはなくてはならないサービスになっています。
リクルート人材センターという名前の時代から、30年以上、人材紹介業界をトップで走り続けているリーディングカンパニーです。
求人数も他の転職エージェントの追随を許さない数値になっており、現在リクルートエージェントのWEBサイトに公開している求人が31,405件、サービスに登録すると閲覧できる非公開求人が140,666件と圧倒的な数値になっています。公開している求人だけでも他の転職エージェントのすべての求人件数を超えるような求人数です。
最近では、新卒の「リクナビ」(もしかするとミドル・シニア世代の方は「リクルートブック」「就職ジャーナル」という雑誌をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね)が学生の就職の唯一の手段ではなくなり、「マイナビ」やその他の競合メディアも力を付けていますし、転職分野でもリクナビNEXTとリクルートエージェントが業界内でも圧倒的に知名度が高いですが、他の転職サービスの裾野も広がっています。それでもリクルートという会社が就職・転職において業界No.1であるということはこの数十年間まったく揺るぎません。
2014年にリクルートが上場して、セグメントごとの売上高が公開されましたが、旧リクルートキャリア社(現リクルート社のHR部門)の売上は1126億7300万円(2016年3月期)となっており、国内人材メディア事業(旧リクルートジョブズの展開するアルバイト領域なども含む)の売上は全体で2559億円(2016年3月期)となっています。昨今の景気の良さもあり、他社も大きくのばしていますが、そのなかでも数値としては圧倒的になっています。
リクナビNEXTとは何が違うの?
まずは念のためここを説明させていただきます。すでにご存じの方は読み飛ばしてください。案外、細かいところで勘違いされている方もいらっしゃるので、復習のつもりで読んでいただいても良いかと思います。
リクナビNEXTも株式会社リクルートが運営する転職サービスです。リクナビNEXTはWEB求人サイトサービスになっており、いわゆる求人誌です。以前はB-ingという転職雑誌があったことを覚えているミドル・シニア世代も多いのではないでしょうか。B-ingのウェブ版がリクナビNEXTだと理解していただいて結構です。(実際には併行している期間はあったのですが)
リクナビNEXTは、自分自身で求人を探して、自分で応募書類を書いて応募します。応募後についても、求人企業と直接やり取りを行って、合否連絡を受けたり、面接日程の調整を行ったりします。
また自分のレジュメ(経歴、自己PR等)を登録しておくと求人企業からのスカウトを受けられる機能もついています。
一方でリクルートエージェントは、転職エージェントサービス(人材紹介)で、専任のキャリアアドバイザーと一緒に二人三脚で転職活動を進めていきます。キャリアアドバイザーと面談を行い、今までの経歴の整理や希望職種等の確認を行い、キャリアアドバイザーが転職希望者に合った求人を紹介。その後の合否連絡や面接日程調整等も担当キャリアアドバイザーを通して行うため、転職活動の事務的負担が少ないことも特徴です。
リクナビNEXTは自分で閲覧して行動するWEBサイトなので利用は自由ですし、転職意欲がまだ全然低いような時期でも情報収集のために活用できますが、リクルートエージェントは登録してから3か月間しか利用できません。転職意欲がそれなりに高いときに利用するサービスになっています。もちろんまずは相談だけということも可能ですが、それでも一度3か月後にサービスが終了します。
求人企業側からみた料金形態も違い、リクナビNEXTは2週間の掲載に対して料金を払っています。価格は原稿サイズやオプションサービスによって、様々に設定されていますが、リクナビNEXTで求人検索をしたときに上のほうに掲載されている一番大きな掲載枠で2週間180万円の価格設定がされています。
リクルートエージェントは、成功報酬型の料金になっており、紹介した転職希望者が会社に入社したら年収の30%〜35%程度の料金を支払うという仕組みになっています。年収600万円の方が入社が決まると、約180万円の金額をリクルートエージェントに支払います。
最近はリクナビNEXTに登録すると同時にリクルートエージェントに登録できたり、逆にリクルートエージェントに登録するときに同時にリクナビNEXTに登録する導線が設置されていたりするので、非常にシームレスになっています。また、リクナビNEXTに登録するとスカウトという形で、さまざまな転職エージェントからスカウトメールが届く仕組みになっているため、どちらに登録したのかわからなくなってしまうユーザーも多くいます。特にデメリットはないのですが、自分自身が利用しているサービスが何かを把握しておきましょう。
リクルートエージェントをミドル・シニアにおすすめしたい理由
理由1.圧倒的な転職サポート実績
30代、40代、50代の転職活動にとって、もっとも重要な要素は「情報」です。もちろん若手の転職にとっても大事なポイントではあるのですが、ミドル・シニア世代の転職では「求人数が少ない」「勢いだけでは転職できない」ということもあり、より一層大事になります。勢いだけでは転職できないというのは、とくに40代以降の方は、非常に慎重に応募先を選び、転職先を決定される傾向にあるということです。求人数が少ないというのは、イコール競争が激しいということです。1件1件の応募、面接の場を大事にして失敗しないようにする必要があります。
リクルートエージェントには過去40年にわたって蓄積されてきた30万人以上の転職実績データがあります。「どんな人がどんな会社を選んだのか」という実績もそうですし、「企業がどんな面接をするのか」「面接官は誰なのか」「どんな人が好まれるのか」といった通常では知りえない素晴らしい情報があります。ミドル・シニア世代の方々にとっては、この情報を得るためだけでもリクルートエージェントに登録する価値があります。
理由2.分業型でも専門性を高く保つキャリアアドバイザーのレベルの高さ
リクルートエージェントは、皆さんを担当するキャリアアドバイザーと求人企業を担当するリクルーティングアドバイザー(法人営業担当)が分業している体制になっています。その分業制によってより多くの求人を集め、より多くの転職希望者の相談を受けられる体制を築きあげています。
分業制のデメリットとしては、どうしてもキャリアアドバイザーが企業のこと、求人のことを知らないので、求人紹介が機械的になってしまう、何か質問をしても返答までに時間がかかる、面接のアドバイスなども薄い、ということが挙げられます。
そのデメリットを可能な限り解消するために、リクルートエージェントではキャリアアドバイザーは、職種・業界・年収によって細かく担当する組織が分けられています。登録をすると、基本的には専門スキルを持っているミドル・シニアの転職希望者は職種により担当に振り分けられていきます。例えば、経営企画やコンサルティングファーム出身者は経営企画とコンサルのみのユーザーを担当しているキャリアアドバイザー組織に、法務の方は法務の担当アドバイザー組織に・・・というような感じで振り分けられます。
法務を担当しているキャリアアドバイザーは毎日毎日、法務経験者と会って相談を受けますし、いまどんな企業でどんな法務求人が動いているの、誰かがすでに面接に進んでいるのか、その人はどんな人なのか、といった情報を常にフレッシュな状態で持っています。
また、リクルートエージェントのキャリアアドバイザーは企業に訪問することもあるようです。ある企業に紹介している転職希望者がなかなか面接に通らないなどが起きると、すり合わせをするために企業訪問をして、直接情報を仕入れたり、自分自身が担当している転職希望者を直接売り込んだりということをしているようです。しかし、これは皆がそういうわけではないようですので、そういった積極的なキャリアアドバイザーが担当についたらとてもラッキーかもしれません。
理由3.アプリが便利!ツールが充実している。
さすが最大手の転職エージェントなのですが、転職活動でストレスになる進捗管理や求人管理を1つのツールで提供しています。他の中小エージェントでは、もちろん求人紹介はメールですし、面接の進捗連絡などなどの連絡も電話だったりメールだったりして、情報が取っ散らかってしまって、転職活動が面倒になってくる。職場で電話がかかってきても出れない、家では家族にまだ言っていないからメールチェックもままならない・・・という方は30代以降になるとたくさんいらっしゃいます。
リクルートエージェントでは、Personal Desktop(パーソナルデスクトップ)という専用のサービスがあり、それを通して求人が確認でき、担当キャリアアドバイザーとのやり取りもできます。WEBサイトはもちろん、一昨年からはアプリでの提供もはじめています。アプリなので、通勤電車のなかで確認できたり、職場でも少し席をはずして、ささっと確認するなどできるのはとても便利です。リクルートエージェントに登録すれば誰でも無料で使えるツールになっていますので、ぜひ活用してください。
理由4.ハイキャリア・スペシャリスト向けの専門部隊も!?
リクルートエージェントは、全職種、全業界、全年齢帯をカバーした総合転職エージェントですが、そのなかでも20代や第二新卒の転職に強みがあります。企業側からも営業職を10名一度に短期間で採用したい、といった場合には、リクルートエージェントしか頼るところがないというお話を聞くことがあります。
30代、40代の方向けの求人がないというわけではありませんが、20代に比べると強みが薄れます。そこをリクルートエージェント自身も強化をしたいということで、数年前からハイキャリア(700万円以上の求人・求職者)を担当しているコンサルタント部隊があります。最初からそのハイクラス向けコンサルタントが担当になることはないようですが、リクルートエージェントに登録していると、突然その組織に所属しているハイキャリア専門のコンサルタントから求人スカウトがかかったりするようです。なんだかヘッドハンティングのようですね。
自分で選ぶことはできませんが、リクルートエージェント登録後には、しっかりと職務経歴書を書いて、そのハイクラス専門組織の目に留まるようにしておきたいですね。
リクルートエージェントの求人の特徴
全体の求人数は15万件以上あるということはすでに記載しましたが、その内訳はどういったものなのかを公開されている求人から分析してみました。
- 営業求人、ITエンジニア求人、機械・電気・電子エンジニア求人が非常に充実。
- 管理部門や企画部門の求人は若干物足りない。
- 年収のコアゾーンは400万円〜550万円程度。若手に強い。
- さすがリクルート。上場企業や大手企業の求人が充実。
職種分類職種詳細の例 | 公開求人数 | 非公開求人数 |
全体公開求人数の総数 | 31,136 | 140,199 |
営業・販売・セールス(企画営業・海外営業・代理店営業・MR・カスタマーサービスなど) | 10,886 | 32,474 |
経営・企画・マーケティング | 1,056 | 8,317 |
管理・事務(財務・法務・人事など) | 1,079 | 9,408 |
物流・購買・貿易・店舗開発 | 1,427 | 3,498 |
コンサルタント | 2,762 | 13,191 |
金融専門職 | 28 | 1,098 |
不動産専門職・プロパティマネジメント | 491 | 1,669 |
クリエイティブ(Web・デザイナー・アパレル・編集など) | 2,111 | 11,295 |
システムエンジニア(SE)・ITエンジニア | 8,594 | 34,703 |
エンジニア(設計・生産技術・品質管理・研究職) | 5,039 | 20,691 |
建築・土木・設備 | 1,885 | 9,519 |
医療・医薬・化粧品 | 231 | 2,948 |
その他(講師・通訳・調理師・介護・エステなど) | 530 | 2,811 |
こだわり条件 | 公開求人数 | 非公開求人数 |
年収700万円以上 | 10,950 | 52,801 |
年収1000万円以上 | 3,949 | 16,384 |
公開・上場企業 | 11,396 | 39,056 |
外資系企業 | 2,745 | 10,072 |
従業員数1000人以上 | 17,876 | 54,811 |
英語を活かす | 1,301 | 11,353 |
<2017年11月時点データ>
リクルートエージェントの活用方法のコツ
ポイント①:担当キャリアアドバイザーを上手く使う
人気転職エージェントだからこそ非常に登録者が多く、キャリアアドバイザー1人あたりが担当している転職希望者の人数が100人近くいたりと、他の転職エージェントに比べてはるかに多いです。もちろんリクルート社ならではの仕組みでカバーしているものの、どうしても転職意欲が低そうな方や、転職活動中のレスが悪いなどの理由があると後回しになってしまうことがあるのも現状です。
おかしな話かもしれませんが、キャリアアドバイザーに重要なキャンディデートであると考えてもらえるかということは大事なことなのです。
そのために大事なことはとても簡単で、「ちゃんとすること」「やる気を見せること」です。転職の意欲が低いのに情報だけくださいと言われてもキャリアアドバイザーだって仕事する気になれません。面接の日程調整や面接後の感想等、キャリアアドバイザーに対してしっかりと返事を早くするのもコツのひとつです。もちろん、これは社会人として当たり前の話かもしれませんね。経験豊富なミドル・シニア世代の方々に言う話ではないかもしれません。キャリアアドバイザーのやる気云々というよりも、日程調整や面接後の感想は転職エージェントを通じて求人企業に送られるため、早ければ早いほど求人企業への意欲の高さがアピール出来印象もよくなります。
ポイント②:求人企業担当のリクルーティングアドバイザーを要所要所で活用する
リクルートエージェントでは転職希望者を担当するキャリアアドバイザーと求人企業を担当するリクルーティングアドバイザーが分かれているということはすでにお話しましたが、そのリクルーティングアドバイザーを頼るのはコツの1つです。
すべての応募企業に、とはいきませんがここぞという応募のときに頼ってみてください。タイミングとしては面接前の「面接アドバイス」です。企業と直接やり取りをしているのはリクルーティングアドバイザーですので、面接官の特徴や面接でのジャッジポイント、過去の質問事例、等々の情報を豊富に持っている場合があります。キャリアアドバイザーからのアドバイスは面接一般的なものが多いですがリクルーティングアドバイザーから直接アドバイスを受けられると濃い内容になることもありますのでぜひ担当キャリアアドバイザーを通して本命企業だけでも相談してみてください。
ポイント③:毎日求人をしっかりチェックして、お気に入り追加を!
自分専用のパーソナルデスクトップに担当キャリアアドバイザーから紹介された案件が追加されます、またこのパーソナルデスクトップから求人が検索できます。リクルートエージェントは業界No,1の求人数を誇りますので、毎日毎日新しい求人が入ってきています。それらを見て、これは良さそうだな、少しでも興味があるな、という求人があったら、応募までいかなくてもブックマーク(お気に入り追加)してください。
ご自身がブックマークをした求人の担当リクルーティングアドバイザーが、その方の職務経歴を見て合格可能性が高い方だけに、その求人を受けてみませんか、というダイレクトオファーを送っているのです。そのオファーを受け取ると当然ながら書類選考の通過率は非常に高いですし、そもそもオファーがもらえるとそこまで興味がなかった企業でも興味が沸いてきますよね。
まだ新しい仕組みのようですが、活用が進んでいるようですので、ぜひ積極的に活用してください。
リクルートエージェント利用者の評判



まとめ:転職のプロから見たリクルートエージェントのメリット・デメリット
- 求人数が圧倒的に多いため自分のキャリアにフィットした求人が見つかる可能性が高い
- 職種や業界に特化した専任のアドバイザーからのアドバイスを受けながら活動を進めることができる
- ツールが充実&キャリアアドバイザーのアシスタントもいるため、複数の企業との日程調整等の煩雑な事務作業の手間・ストレスがない
- 面接情報や企業の状況などリクルートエージェントにしかない貴重な情報が蓄積されている
- キャリアアドバイザーと求人担当営業に組織が分かれているため企業情報が少ないことがある
- 担当キャリアアドバイザーに当たりはずれはある。機械的な対応しかされないこともある
- 基本的にはサービス期間が3ヶ月と限定されるため、本当に転職活動を行いたい時に登録しないと無駄になる可能性がある
リクルートエージェントもランクイン!プロが厳選したミドル・シニア世代向けの転職サービス人気ランキングもぜひ参考にしてください。
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