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【40代以上向け】リクナビNEXTの評判・活用方法

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求人の質・量ともに安定。言わずと知れた業界No.1転職サイト。

リクナビNEXTは株式会社リクルートが運営している国内最大級のWEB求人サイトです。求人掲載する企業が掲載費用を支払っているため転職希望者(ユーザー)は無料で使える求人サイトです。リクナビNEXTは昔からあるいわゆる求人情報誌のWEB版で、前身となる「B-ing」をご覧になったことがあるミドル・シニア世代の方々も多いのではないでしょうか。

勤務地や職種など様々なキーワードから自身で求人を検索し、応募ができ、さらに細かな職務経歴等の情報を登録すると、求人企業からスカウトを受け取ることのできる機能もあります。求人情報は毎週水曜日と金曜日の2回更新されており、現在だと常時約9,000件の求人が掲載されています

求人掲載する企業が原稿料として、掲載費用を支払っていますが、一番大きな枠(リクナビNEXTを開いて求人検索をするとまず目にするメッセージ付きの原稿)で、2週間180万円、一番小さな枠でも2週間18万円です。求人企業にとってリクナビNEXTに掲載するのは、決して安い金額ではありませんので、掲載している企業は非常に採用意欲の高い企業ばかりになっています。いい人がいれば採用したいな、というくらいの気持ちで100万円なんて出せませんよね。実際に転職エージェント(人材紹介)に求人を出している企業のなかには、成功報酬型(採用が決まってはじめて料金が発生)のため、さほど採用意欲が高くなく本当に優秀な人材がきたら採用するけど、基本的には書類選考で99%落としてしまうというような企業もありますので、それに比べるとリクナビNEXTに掲載されている求人はそういった求人はありません。

 

リクナビNEXTの求人の特徴、求人検索のコツ

リクナビNEXTに掲載されている求人の特徴

実際にリクナビNEXTで求人検索をしてミドル・シニアにとってどんな特徴のある求人サイトかを分析してみました。
以下のような特徴がありました。

  • 求人は全体で8,880件。業界2位のマイナビ転職が同時期で7,800件だったので約1,000件多い
  • 勤務地や雇用形態等の絞り込みなしでフリーワードで「40代」で検索すると結果は約1,000件で全体の11%
  • 職種未経験、業界未経験OKの求人が4,067件で全体の46%を占める
  • 第二新卒歓迎の求人が5,741件で全体の65%を占める
  • 職種は営業求人とサービス/販売が多い
  • 業界として多いのが飲食、介護、不動産業界

特徴を見てみるとわかるとおり、やはり人材不足業界の求人が多い印象です。一度に多くの転職希望者を集めたいという求人が多く、コンビニ等のフランチャイズオーナーとして独立するというような求人も見受けられました。高いスキルや経験を積んだミドル・シニアにとっては、満足いく求人ばかりという結果ではなさそうです。

一方で、年収が高く、ピンポイントで経理や経営企画を募集しているような求人や、営業部長や超大手企業のエンジニア求人で30代、40代でも応募可能な求人もチラホラと見かけました。そういった求人を見つけるために、いくつかポイントを紹介しておきます。

 

30代、40代、50代がリクナビNEXTで求人検索するときのコツ

上記のようにリクナビNEXTはどちらかというと職種未経験で受けられる求人が多かったり、営業系求人が多かったりと、若手向けの求人サイトの色合いが強いですが、約9,000件の求人のなかには、ミドル・シニアにぴったりの隠れた優良求人があったりします。そういった求人に出会うための求人検索のコツをご紹介します。

リクナビNEXTの求人検索

リクナビNEXTで求人検索をするときのポイント!

ポイント1. 希望条件を絞りすぎない。とくに年収は絞り込まない方が無難。
ポイント2. 網羅的に求人を閲覧する、とくに後ろのページのほうを重点的に確認する

まず1のポイントですが、リクナビNEXTだけの話ではないのですが、ミドル・シニア世代の方は、最初から条件を絞り込みすぎて素敵な求人を見逃してしまうケースがよく見受けられます。たしかにこだわるべきことはこだわるべきなのですが、求人検索サイトにおいて、あまり最初から絞り込み条件をつけすぎるのはおすすめしません。

とくに給与について、ある意味リクナビNEXTがしっかりしているだけに、各企業の最低グレードや新卒入社時の給与を書いていたりします。最低でもここより上の給与提示しかしません、ということが書かれているケースが多いのです。大げさな表現がされていないことで、信用ができる反面、絞り込みには不向きです。あまり絞り込み条件は最初は使わずに求人検索するようにしてください

次に2つ目のポイントですが、先ほどリクナビNEXTは一番大きな原稿サイズが180万円ということに触れましたが、やはり大きな金額を払っている求人企業が優遇されるのは当然で、原稿サイズが大きいものから順に掲載がされています。求人検索をしてみたらわかると思いますが、上から写真が大きなものが並んでいますよね。そういった求人はどうしても未経験OKの複数名採用の求人だったりするケースが多いです。経理を1名募集するのに、そこまで大きな原稿を出す企業は稀です、というかこれまで一度も見たことがありません。

40代の方などが見たい求人は、未経験で10名営業募集!という求人よりは、後者のような求人だと思いますので、できるだけ網羅的に、とくにページの後半にあるような小さな原稿サイズの求人に注目して欲しいのです。そこにこそ、優良中小企業の魅力的なポジションや大手企業の管理職の欠員募集の求人といったまさにミドル・シニア向けの求人があります。最初は面倒でもしっかり確認をするようにしてください。

求人を一度網羅したら検索条件を保存することもできますので、保存の際に新着求人のみをチェックしておき、今後は新着求人のみを定期的に確認する方法もありますので、機能を活用して効率的に魅力的な求人を探せるようにしてください。

 

ミドル・シニアがリクナビNEXTを活用するポイント

先ほども触れたように、ミドル・シニア向けの求人はリクナビネクスト上にあることはありますが、未経験でもOKな低年収または第二新卒や若手の求人がほとんどです。毎週更新されるとはいえ、ご自身の希望に沿った求人はあまり見つからないかもしれません。

リクナビNEXTのスカウト

ですので、網羅的に一度求人を検索してみて大まかな求人の感触をつかんだ後は「スカウト機能」でオファーを待つこと中心に活動するのが35歳以上の方には必ずおすすめしている使い方です。このスカウト機能は、ご自身の経歴や自己PR、希望職種等の情報を入力しておくと、レジュメを見た企業やリクナビNEXTの提携転職エージェントから直接オファーが届くという機能です。

リクナビNEXTでは毎月、「先月のオファー総数」が公開されていますが、毎月500万件以上のオファーが送られていますので、ミドル・シニアの方は積極的に活用してチャンスを広げてください。

 

ミドル・シニアが絶対に使うべきリクナビNEXTのスカウト機能について詳しく解説

リクナビNEXTのスカウト機能について詳しくご説明します。この機能は国内最大の求人サイトのスカウト機能として、ミドル・シニア世代の方にはまずは登録しておいて欲しい機能ですので、しっかり内容を理解したうえで活用してください。

リクナビNEXTのスカウト機能には3種類のオファーがあります。それぞれ詳しく見ていきます。

1. プライベートオファー プライベートオーファーは「書類選考なしで、直接会って面接でお話ししましょう」というオファーです。なので実際のオファー管理画面でも一番目立つゴールドのアイコンになっています。求人企業から直接プライベートオファーが届くとそのまま面接、つまり選考に乗るのでとても良いのですが、最近では転職エージェントから「○△社の営業求人があるのでご紹介したいです。直接お会いしませんか?」というような内容のオファーもあり、ダメとまでは言いませんが、以前よりはプライベートオファーの特別感がなくなりました。もちろん魅力的な案件を持っている転職エージェントからのお誘いであればぜひ検討してください。プライベートオファーでスカウトをしてくるということなので、転職エージェント側もあなたに魅力を感じているということです!
2. 興味通知オファー 興味通知オファーは求人企業からの「我々の求人に興味がありませんか?」というトーンのオファーです。このオファーの返信は応募ではなく、興味がある場合は「興味がある」という返信のみとなります。その後、企業側が正式にオファーをしたい相手であれば再度応募依頼が届きます。「興味がある」と返信してもその後連絡が来ない可能性もある、比較的緩めのオファーです。とはいえ、この興味通知オファーから面接に進むという方も多く見かけますので、あまり無視せずに案件の確認をするようにしてください
3. オープンオファー オープンオファーも興味通知オファーとほぼ同様のものです。企業からの求人や説明会の案内になりますが、応募したとしても書類選考があります。興味通知オファーとの違いは「応募」ボタンがついているので応募までの手続きが可能です。オープンオファーはかなり大雑把に設定がされて、個人個人に対して送っているというよりも、「営業経験が1年以上ある方」といった絞り込みで送られているものになりますので、時期によっては大量に送られてくることもあります。

 

多くの優良なスカウト(プライベートオファー)を受け取るために大切なこと

30代以上のミドル・シニアにとってリクナビNEXTで良い求人に出会うためには、スカウトを活用してプライベートオファーで魅力的な案件のスカウト受け取れなければなりません。そのために何がポイントになるのか大事なポイント2つを解説します。

ポイント①:スカウトレジュメをしっかりと記入する

求人企業がスカウトをする際にチェックするのはご自身が登録している職務経歴や自己PRです。ここの内容を分かりやすく、かつ厚みを持って書くことでオファーを受ける可能性がぐっとあがります。特に30代以上の方は職務経歴、スキルでまずは企業側も判断しますので、ここが充実しているかどうかで、かなりオファーの内容が変わりますので、面倒くさがらずに必ず実行してください

リクナビネクストではマイページの中に「レジュメ完成度診断」という診断機能がついていますので、こちらを活用して100%に近づけましょう。この機能はレジュメに必要な内容が明記されているかを「はい」「いいえ」「該当項目なし」の3択で選んでいくだけの簡単なものになっています。自分のレジュメを見ながら3択を選んでいくのでどの項目の内容が足りないか確認をしながら進められ、書き方サンプルもついているので参考にしながら内容を厚くしていく事が出来ます。

ポイント②:週に数回はリクナビNEXTにログインする

求人企業や転職エージェントがオファーを送信する際、「最近ログインした人」に優先的にオファーを送るケースが多いです。これはやはり直近にログインしている人は転職活動意欲が高いと判断されるためです。リクナビNEXT自体が企業側に「昨日ログインした人で絞り込む」といった検索機能を提供しているようです。それだけでオファーを受け取るチャンスが増えますので、求人検索ついでに、リクナビNEXTの更新日の水曜日と金曜日だけでも結構ですので、ログインしておきましょう

 

リクナビNEXT利用者の評判

30代男性
新卒のときにリクナビを使っていたので、初めて転職を考えたときにリクナビNEXTにとりあえず登録しました。毎週かなりの数の求人が入れ替わっているので、全部チェックすることができなくて、自分の希望する条件で新着求人が送られているメルマガに登録して、自分の興味のありそうな企業の求人が送られてきたら、その都度、実際の求人を確認して応募していました。やはり、人気の転職サイトなのか、なかなか面接に進むことができなかったのですが、面接に進んだ企業ではどの企業にも評価してもらえてそのうち1社に最終的に決めました。途中から他の求人サイトもたくさん使っていましたが、案件の数も質もリクナビNEXTが自分にとっては一番よかったです。
30代女性
今回2回目の転職だったのですが、前に転職したときからリクナビNEXTの会員登録を解除しておらず、結婚して夫の転勤に着いていくことにしたので、転職先を探そうと久しぶりにログインして自分の情報を更新したらすぐに企業や人材紹介会社からメールがたくさんきました。たくさんありすぎて、なんだか怪しいメールも多かったのですが、引っ越し先の福岡の人材紹介会社があったので、相談してみたら、リクナビNEXTには掲載されていない求人も多数紹介してくださり、夫の転勤と同時に自分自身も新しい職場で働けることになりました。リクナビNEXT自体は実際にはあまり使わなかったのですが、結果的にリクナビがきっかけだったので、また東京に戻るときには使おうと思っています。
40代男性
正直40代以降の人がこのサイトだけを使うのはあまりおすすめできないです。自分自身も使っていましたが、ほとんど受けられる求人がなく、これならいいかなと応募した企業からも音沙汰なしのときもあり、毎回がっかりしました。ただ、たしかに案件数は多いので、あまり役職や給与や企業規模などにこだわらないなら転職先はすぐに見つかるかもしれません。自分の場合はリクナビNEXTに登録したらリクルートエージェントのキャリアアドバイザーから連絡があって、そちらで紹介してもらった求人で転職成功ができました。40歳以上になるとどうしても求人が少ないので、いくつかの転職サイトを毎週見ながら活動していかないといけないと思います。

 

まとめ:転職のプロから見たリクナビNEXTのメリット・デメリット

メリット

  • 採用意欲の高い求人のみが掲載されている
  • リクルートの総合力をいかした求人開拓をしており、求人掲載が常時1万件弱と転職サイトでは最大規模
  • 時間をかけて小さい原稿までチェックすればミドル・シニア向けの優良求人が発見できる可能性がある
  • ミドル・シニアでも「未経験」から始められる求人が豊富
  • スカウト機能が充実していて直接求人企業または転職エージェントから声がかかる
デメリット

  • 営業、サービス、販売求人が多く、掲載職種に偏りがある
  • 未経験歓迎求人が多く、今までの専門スキルや経験をいかせるミドル・シニア向けの求人が少ない
  • 自分で検索をして応募をするサービスなので、なぜ不合格だったかなど理由が分からないケースや、自分の経験と求める経験がマッチしているか不明なまま応募しなくてはいけないケースが多い。
  • 良い求人を見つけるために小さい原稿まで見に行かなくてはいけないため一定の労力がかかる。

 

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